こんにちは。はるきんたです。今回は変数宣言とキーボード入力について解説していきたいと思います!
目次
変数宣言
※この章では、数だけを扱える変数を説明します!
変数とは
変数とは、ある値の代わりに使う文字のことです。
要するに、下の図のでは「a」という文字を「3」という値の代わりに使っていて、この「a」を変数と呼びます。
※ int とは、後述しますが変数(ここでは a)が整数であることを示す。
変数の特徴として、以下のことを覚えておきましょう!
メモ
変数に書き込むことを「代入」と言い、「=」を使って代入する
変数の中身は何度でも書き換え可能である
(変数名)=(値)で代入ができます。
「=」は等しいという意味では使いません!
変数名に予約語は使えない! 変数名の決まり事。
変数について説明してきましたが、その変数名についてもいくつか決まり事があります!
- 予約語は使えない
- 変数の最初の文字は半角英数字(A~Z, a~z)またはアンダースコア( _ )
- 二番目の文字からは半角数字が使える(0~9)
- アンダースコア意外の記号や空白は使えない ( - , . , # ) など
予約語とは、C言語で使う特別な意味を持つ単語で、( int, while, for ) などが予約語にあたります!
printf や scanf は予約語では無いですが、これらも使えません😭
変数を使うには宣言が必要!
変数を使うためには「この変数をプログラム内で使いますよ!」という宣言が必要になってきます。
また、変数には型というものがあります。宣言と同時にその変数が整数型なのか浮動小数点型なのかをコンピュータに伝えてあげないといけません。
※二つの型以外に文字型もありますが、他の章で説明します。
さらに、二つの型はそれぞれ3つの型と2つの型に分けられます。
メモ
整数型
int型 扱える範囲:(-2147483648 ~ 2147483647)
short型
long型
浮動小数点型
double型 扱える範囲:(±2.2×10-308 ~ ±1.8×10308)
float型
※このブログではint型とdouble型のみを扱います。もしかすると他の型もでてくるかも...
浮動小数点型は、少数と整数型では扱えない大きな数を扱う時に使います!
変数宣言を実際にしてみよう!
メモ
(型名) (変数名); で変数宣言!
これで変数宣言は完了です!
変数の中身をprintf表示
変数の中身をprintfで表示させる方法
文字を表示させる方法は第0章で勉強しましたが、今回は変数の中身を表示させる方法を紹介します!
変数の中身を表示させる時も(printf)を使います!
また、変数が整数型か浮動小数点型かで表示のさせ方が変わりますのでどちらも覚えましょう!
メモ
整数型
printf("これが%dです", 変数名); %dの所に変数の中身が入ります!
浮動小数点型
printf("これが%fです", 変数名); %fの所に変数の中身が入りま!
では実際にコードを書いてみましょう!
[実行結果]
皆さんもこのような出力になったでしょうか!
double型で出力範囲を指定する方法
先ほどのプログラムの実行結果を見て分かったかもしれませんが、double型の中身を出力した際に小数点第六位まで0がもれなく付いてきます。
結構邪魔ですよね😭
ここではその小数点以下の桁数と小数点以上の桁数を指定をする方法を紹介します!🙆♂️
メモ
%[全体の桁数+1].[小数点以下の桁数]f
小数点以上の桁数を指定する必要がなければ、[全体の桁数+1]はなくてもOK🙆♂️
浮動小数点型の変数を表示する%fを上の書き方に変えることで桁数を指定できます!
先ほどのプログラムを少数点第二位まで出力するプログラムに書き換えて見ましょう!
[実行結果]
[変更前] %f ---> [変更後] %4.2f
ちゃんと出力できましたでしょうか!
では今回の課題へ挑戦しましょう!
今回のQuestion
[問題]
次の結果を出力をするプログラムを完成させよ。
ただし、height(身長)とweight(体重)を変数とし、heightをint型とし、weightをdouble型とする。
また、heightとweightには自分自身の数値を代入し、体重の値は小数点第一位までの出力とする。
文の最後に改行文字を入れる。
では、実際に自分でプログラミングを書いてみて下さい!
[解答例]
皆さん上手く出力できましたでしょうか?
では、今回の章はここで終わりです!😊
また次の章でお会いしましょう!👋